健康年ハノイの朝 (S.B.110)

 

シドニー・ボーイ110:健康都市ハノイの朝

 

ベトナム人は元気です。

少なくとも首都ハノイの早朝の賑わいは凄いです。

朝五時半に早起きして、久しぶりに、ハノイの中心部の朝を診ました。中心部にあるホアン・キエム湖。一周二キロの歩行用の道路が走っています。その周回道路を、人は時計と逆回りに歩きます。この流れに逆らうには、ちょっと勇気がいりますが、カメラを持ちながらやってみました。

 

男性の後期高齢者風の方は、大体上半身裸です。ペットを連れてきて、拠点を決めて、体操をします。飼い主を見上げるワンちゃん。集団で体操をする婦人部隊。南米のダンスをするグループ。祠で祈りをささげる人・・共産国家で一番自由な国・・ベトナム。一方通行も、自転車、バイクの逆走はお手の物。

ドイモイの前は、カメラを向けるとずいぶん怒鳴られました。いまは、そんなことありません。むしろ「撮ってくれる?」 です。

 

あっという間の一時間。この時期暑いはずなのに、私が行った四月下旬は、涼しい日々でした。カメラを持って歩いていても、シャツがグシャグシャになることはありませんでした。

 

知り合いの人に言われるんです。「あなたが来ると涼しさを持ってくる」と。一週間滞在中、猛暑日はなく、ついに夏日のみでした。ベトナムの中小のホテルは全部朝食付きです。ホテルに戻って、自家製のおいしいヨーグルトを食べました。好きなだけテーブルに運んでくれます。かつて見慣れたあの瓶です。

 

では、ご覧下さい。

(2016.05.21 シドニー・ボーイ記)